【パネルディスカッション】第14回サイバーセキュリティ国際シンポジウム登壇「経済安全保障と国家安全保障における計算基盤の進化:エッジからクラウドへ

主催:JICSS
開催地:東京都港区三田

1. 概要

2024年10月30日~11月1日、慶應義塾大学サイバーセキュリティ研究センターとマイターコーポレーション(MITRE Corporation、米国)が主催する、第14回サイバーセキュリティ国際シンポジウムが、慶應義塾大学三田キャンパスにて開催されました。3日間のセッションでは、国家安全保障、経済安全保障におけるサイバーセキュリティ戦略をテーマに、国内外より関係者および専門家が対面、オンラインのハイブリッド形式にて一堂に会し多岐にわたるテーマでの議論が展開されました。

JICSSは10月31日のセッションにおいて、「経済安全保障と国家安全保障における計算基盤の進化:エッジからクラウドへ」というテーマでパネルディスカッションを主催しました。

2. 議事進行

議論では、国家安全保障および経済的レジリエンスに対してエッジからクラウドへと移行するコンピューティングアーキテクチャの変化が及ぼす戦略的影響について焦点を当て、分散環境におけるシステムの完全性、サイバーセキュリティ上の課題、そして主権的デジタル基盤を保護するうえでの先端技術の役割といった主要テーマを取り上げました。

モデレーター
ジェームス・ミラー(JICSSディレクター)

パネリスト
トリップ・ロイバル((株)ジャパンセキュアテクノロジーズCTO)
カメル・ガリ(Car Hacking Village 副会長)
アーポ・オクスマン(Juurin Oy 創設者)
ジェームズ・ベッキ(セキュリティ研究者/サイバーインテリジェンス専門家)

トピック

  • 日本のデジタルトランスフォーメーションにおけるエッジからクラウドへのコンピュートパラダイムの役割
  • 計算の連続体におけるセキュリティ課題
  • 分散アーキテクチャにおけるデータの完全性と認証
  • IoT、AI、量子技術の二重利用に関する考察

議論から導かれる行動提案

  • 安全かつ分散型の計算基盤を対象とする研究アジェンダの策定
  • 機微な政府用途に適した実装ガイドライン案の提示
  • デュアルユース技術のガバナンスに関する産官学横断的ワーキンググループの創設提案

聴講者からのフィードバック

当日のQ&Aセッションにおいては、聴講者より、本ワークショップが新興のサイバーセキュリティ課題を考える上で非常に意義深いものであったとの声が寄せられました。また、今後の議論としては特に量子コンピューティングや実務的なケーススタディへのより深い掘り下げを希望する意見もありました。

3. 謝辞

本イベント主催者である慶應義塾大学サイバーセキュリティ研究センター(CCRC)およびMITRE Corporationに対し、JICSSを招聘いただいた謝辞をここに表します。また、国内外よりパネルへ登壇くださった著名なサイバーセキュリティ専門家のパネリストの皆様にも感謝申し上げます。

公式レポートリンク:
https://d-trust.sfc.wide.ad.jp/#14threport

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